06.11.月  
1年生芸術の授業@〜ギター(音楽)
 梅雨空の一日になりました。日本列島の南海上を台風5号が北東へ通過しています。

 今日は5、6時間めに行われた1年3、4組の芸術の授業を見学しました。音楽T、書道T、美術Tを見て回りましたが、どの授業も受けたいと強く思いました。
 
 芸術を学ぶことは、人間の成長において最も大切な感性や知性が育まれるように思います。他の教科・科目ももちろん大切なので、限りある時間の中で芸術の時間も限られるのは当然ですが、音楽・書道・美術の全てを学ぶことができるような高校もいいなぁと思います。おそらく芸術を深く学ぶと、その深層で他の教科・科目と相互に繋がっていることに気づくことでしょう。世界の7つの海が深層で繋がり、一筋の太い大きな流れとなっているような感覚です。
 
 数学、英語、国語、社会、理科、保健体育、家庭、情報、芸術… これらの学びの全てが深層で繋がっているイメージを持つことができるでしょうか。そして、芸術はさまざまな学びを繋げ、いきいきと流れを生み出すチカラを持った教科のように思うのです。どの科目も生徒たちはとても熱心に取り組んでいました。

 音楽室ではギターの練習をしている所でした。まずはドレミから初めて、だんだん早く正確にきれいな音が出るように指を変えて弦を押さえる練習です。担当の青木先生が丁寧に教え導かれていました。
 次に、「よころびのうた」の主旋律を奏でる練習を始めていました。なかなか難しそうです。 



06.11.月  
1年生芸術の授業A〜篆刻(書道)
 書道教室では、「篆刻」の導入の授業をしている所でした。自分の名前の文字を篆刻用の文字にすれば、どのような字体になるか本で調べています。そうして彫る字を決めて字体を紙に書きます。おそらく今までに書いたこともなうような字体でしょう。一人ひとり真剣に取り組んでいました。

 担当の鈴木先生がポイントを書画カメラを使って丁寧に分かりやすく教えられています。時間の終わりに一人ずつ彫る字のチェックを生徒と一緒にされていました。



06.11.月  
1年生芸術の授業B〜色彩構成(美術)
 美術室では、明暗分解・色彩構成の学習です。すでに課題を終わらせて補充課題を取組んでいる生徒も多くいましたが、人物の顔写真を3センチ四方に区切って1コマ1コマ線を描き複写していきます。とても精密な複製画ができあがっていました。そして、どのように明暗に分解し、どんな色彩で構成するか、考えながら自分の中のイメージを表現していきます。
 
 担当の藤岡先生のアイデアが光ります。なかなか素晴らしい内容の授業でした。また、生徒がとても上手なのにも驚きました。

 どの授業も熱心に取り組む生徒の姿と、一人ひとりを大切にする先生の姿がありました。短い時間の見学でしたが、とても勉強になりました。ありがとうございました。