「塩化アンモニウムの再結晶」@〜1年「化学基礎」
梅雨前線が徐々に北上しているようです。今朝から曇りがちの天気になりました。体育大会まであと9日。何とか梅雨入りを避けたいものです。
4時間め、1年7組の「化学基礎」は化学実験室で「塩化アンモニウムの再結晶」の実験をしました。今日ははじめに考査の返却もあるので、実験に十分な時間を取ることができません。それでもガスバーナーの使い方を復習したり、電子てんびんを使ったりしながら、テンポよく正確かつ安全に実験を行うことができました。さすが仲井先生と吉崎先生です。
はじめに塩化アンモニウムNH4Clをビーカーに入れて水に溶かすとビーカーの底が冷たくなっていくのが分かります。これは塩化アンモニウムが水に溶けるのは吸熱反応であることを示していますが、中学校で扱ってきた化学変化は発熱反応が多いので、意外に感じたかもしれません。
ビーカー内の塩化アンモニウムが全て溶けるまでガスバーナーで温めます。できた水溶液をメスシリンダーに移して水溶液の様子を観察します。
すると、水溶液の中から突如として十字型の白い結晶が次々と晶出してくるのが分かります。ルーペを用いてその様子や結晶の形を詳しく観察します。