05.02.水  
ペーパークロマトグラフィーによる色素の分離@〜1年「化学基礎」
 連休の合間、予鈴前パラパラと雨が降ってきました。本降りになるのは今夜から明朝にかけてのようです。今日も元気に登校してきています。なんと、4月の遅刻数は昨年度に比べて激減したようで、3年2組は1か月間遅刻ゼロとの情報が入ってきました。メロディチャイムを5分間早く鳴らし、8時35分のチャイムが鳴り始めた時に教室の自席で座っていなければ遅刻扱いにすると決めて、1分前の34分から効果のメロディを流すようにしたところ、生徒の登校が明らかに早くなりました。これほど効果が明確に現れるとは思っていませんでした。っても喜ばしい事です。チャイムに合わせて登校を早めた生徒の皆さんはとても立派です。結構遠くから毎日自転車で通っている生徒もいますが、雨の日も風の日も偉いなぁと思います。

 さて、1時間めの授業は北館4階にある1年生の教室を見て回りました。3組は化学基礎の授業、川崎先生が教室でできる実験をされていました。テーマは「ペーパークロマトグラフィによる色素の分離」です。

 作業は簡単です。丸いろ紙の中央にペットボトルのキャップを用いて鉛筆で薄く円を描いてから12等分になるように折り目をつけます。次に、折り目で区切られた円の線の中央に市販の水性サインペンで小さく印をつけます。使う色は、黒、青、赤、緑、茶、桃の6色です。それをペットボトルのキャップに水を入れて机上に置き、先ほどのろ紙を取れないように注意しながら先端をキャップの水に浸して立てます。

 待つこと数分、カラフルな色のグラデーションができました。



05.02.水  
ペーパークロマトグラフィーによる色素の分離A〜1年「化学基礎」
 するとどうでしょう。黒色のサインペンは、紫と緑と黄色の色素に分離しました。ところが青は青、赤は赤一色です。なかなか面白い結果になりました。紫と緑と黄色の色素をある割合で混合すると黒色を作ることができることが分かったのです。市販の水性サインペンには24色、48色、60色とたくさんの色のセットが売られていますが、それらの色は何種類かの同じ色素を使って調合の割合を変えることによって作っていることがわかってきました。なるほどです。

 先生がまとめられます。「では、今日調べなかった色は何色の色素を組み合わせてできているか予想して検証してみるのも面白いですね。」

 早速今夜やってみようかなと思っています。こんなふうに簡単に家でもできて面白い実験でした。生徒たちも楽しそうにしています。

 教室を出ると廊下の窓ガラスに「女子バレー部 部員募集!」のかわいいポスターが貼られていました。体験入部の時は10名ほど来ていましたがまだ正式に入部してきた人はいないそうです。チームワークのいいとても楽しいクラブなので今からでもぜひ入部してほしいと願っています。



05.02.水  
1年「コミュニケーション英語T」
 隣の教室では「コミュニケーション英語T」の授業が行われていました。あと終わりのチャイムが鳴るところでしたので、内容はよくわかりませんでしたが、生徒たちの様子を見ていると、どの教室もとても熱心に受けている感じが伝わってきました。4組は竹内先生、5組は岡田先生、7組は高尾先生です。学習した英語を実際に使うことができるようになれたらいいですね。そんなシーンを想像して頑張って学んでください。



05.02.水  
スタディサポート分析会
 放課後、全生徒を対象に4月に実施したスタディサポート学力診断テスト及び学習習慣の結果を見ながら、業者の方に来ていただき、結果の分析と各学年それぞれの生徒の学習状況を把握し、何をどうすればよいのか勉強会をしました。

 こうした診断テストや模試は受けた後が大切です。分析して見えてきた課題をどう捉え、どのように乗り越えていくか、生徒一人ひとりとどう向き合うか、希望の進路実現を果すためには何をどのように教育し育むのが適当か、先生方は皆真剣です。