04.17.火  
2年「発達と保育」@〜KAPLAで遊ぼう
 火曜日の2、3時間めの授業に、2年こども保育専門コースの「発達と保育」があります。こども保育専門コースは、将来、保育士や幼稚園教諭として保育園や幼稚園、子ども園で働くことを志望する生徒向けに設置した専門コースです。現在3年生は17名ですが、2年生は7名と少人数です。家庭科の「発達と保育」や音楽の「ソルフェージュ」のほか、本校独自の学校設定科目「保育実習」、「幼児体育」、「幼児音楽」、「保育表現演習」の特別な科目が用意されており、少人数で2年間みっちりと学びます。
 今日はその1回めの授業、担当は今年度新しく着任された永井先生です。2時間めにガイダンスを行い、3時間めは早速実習です。KAPLAというヨーロッパで有名な幼児学習用の積み木を使ってみました。「小さな板」という意味のKAPLAはとてもよくできた積み木で、子どもに限らず大人も十分に頭を使って楽しめます。積み木の種類はたった1つ。長さ12センチほどの小さな板です。板の辺の比が1:3:15でとても精密にカットされていること、高く積んでも重くならないような大きさであること、松ヤニが出ないフランス西海岸の松を使っていること、崩した時に木琴のような軽やかで清々しい音が出る素材であることなど、とてもよく考えられています。そしてこの1種類の板をたくさん使って様々な造形物を創作することができます。ネットで少し調べると、びっくりするような作品がたくさん出てきました。

 「さて、あなたならこのKAPLAを使って子どもたちとどんな遊びをしますか。」
 そんなことを考えながら、まずはテキストを見ながら同じものができるか挑戦です。テキストは4歳児以上、6歳児以上、8歳児以上とそれぞれに注意書きがありました。積み木は集中力を養うのにとてもいいようです。3〜4人で協力してテキストと同じ構造物ができました。



04.17.火  
2年「発達と保育」A〜積み木と折り紙
 KAPLAの次は折り紙です。積み木、折り紙…、私も幼少の頃からとても馴染みのある玩具です。「発達と保育」の授業では、教具として何歳児に対して何のためにどのように用いるかを考えます。実際に子どもと一緒に実習もする予定です。今日は、手始めに定番の鶴と手裏剣を折ってみました。みんな上手です。

 私も一緒に折りました。あれほどたくさん作って遊んでいた手裏剣の作り方をちゃんと覚えていなかったので少しショックでした。これから2年間「こども保育専門コース」ならではの科目を、コースの生徒たちは楽しみにしてくれているでしょうか。いっぱい学んで、子どもたちと一緒になって楽しめる子どもが大好きな先生になってほしいと願っています。