みどりの風を感じて
1学期が始まってはじめての週末を迎えようとしています。今朝はやや冷たく感じるものの爽やかな風が吹いています。元気に登校してきた生徒が声を出してきちんと挨拶してくれます。8時34分から校歌のメロディが56秒間流れます。今年度から35分のチャイムが鳴り始めるまでに着席していないと遅刻になります。そのためか生徒たちは早く登校するようになりました。明らかに昨年度と違うように感じます。まだ始まって1週間ですが、今年度もさらにグンと遅刻が減りそうな予感がしてきました。
正門で校歌を聴いたあと、正面に広がる治水緑地に下りました。この地を地域の方の憩いの場にと、ボランティアで整備してくださっている怪談クラブとフラワークラブの方にお会いしようと小屋のあるチューリップがきれいな花畑の方へ歩いていきました。草色と空色とうす雲の白色が美しく、頬に当たった風が広い空の向こうまで吹き抜けているようです。
気持ち良すぎてため息が出ます。ここで地域の子どもたちと本校の生徒たちが一緒に何か素敵な時間を作ることをしなければもったいない、そんな気持ちになります。
「今年はどの花も1か月早いです。」とフラワークラブの吉田さんが教えてくれました。芒の芽も、葛の蔓もすくすくと生長しています。いろいろな野花も咲いています。