03.09.金  
ハンドベル
 音楽室の机の上に置かれたハンドベルに冬の光が当たって輝いてとても綺麗でした。1月の終わり、卒業した8期生「音楽V」の最後の授業を見学した時に撮ったお気に入りの1枚です。
 最後の授業で「感謝の気持ちを」と、私たちを招待してくれて素敵なアンサンブルを聴かせてくれました。オープニングにこのハンドベルが登場しました。詳しくは1月24日の「校長だより」をご覧ください。

 春になり、梅が咲き、また寒くなりました。瞳を閉じると、あの時に聴いた「春よ来い」が、また蘇ってきました。穏やかにやさしく、そしてどことなく切なく響いています。

 ハンドベルはみんな同じに見えます。でも、みんな違う音を響かせます。みんないい音です。悪い音などありません。どのベルが大切で、どのベルが大切でないということもありません。そして、一つも欠けることなく、みんな揃っているから美しい旋律を奏でることができます。
 
 人も一人ひとり違います。2、3人ではその違いの良さに気づかないかもしれませんが、たくさん集まると、一人ひとりの違いが輝きだします。クラスってそんなことに気がづくちょうどいいぐらいの集まりかもしれません。写真に写るベルのように、みんなキラキラ輝いています。

 午後から12日に行われる入学者選抜の教室整備を先生方がしてくださいました。会場となる教室には、受験番号が貼られた机がきれいに並べられています。来週は、また暖かくなりそうです。