03.13.火  
池島中学校の卒業式に行ってきました
 春の息吹に満ちた素晴らしい日和になりました。中河内地域の公立中学校では午前10時から一斉に卒業式が行われ、池島中学校に参列させていただきました。秋には全員本校を見学しに来てくれた90名の3年生がいよいよ卒業して、次のステップへと巣立って行かれます。今日卒業された3年生の皆さんは、池島小学校から9年間も一緒に学んだ仲間です。そう思うと、初めて離れ離れになる寂しさを感じていられることでしょう。

 一人ひとり名前が呼ばれ、壇上で校長先生から卒業証書が手渡されました。証書を受け取り一礼して振り返り、一瞬立ち止まって壇上からじっとまっすぐに前を見つめます。
証書を手に、一人ひとり前を見つめる姿に感動しました。

 送辞も答辞も高校生とは違った感じがしました。純粋で素朴で温かい、そして美しいと感じました。卒業の歌「群青」は綺麗なハーモニーで圧倒されました。

 素晴らしい卒業式に出席させていただきありがとうございました。本当に参加してよかったです。高校に入学してからの3年間とその前の3年間が実像となってつながったような感覚になりました。たくさんの人の大切な思いの中で育まれてきた子どもたちを預かっているのだという感覚が、より顕かに揺るぎないものになりました。
 入試で合否を判定することの責任と、入学してくる生徒一人ひとりを大切にすることがどんなに重要であるかを改めて感じました。

 町が人を育み、人が町を育みます。その尊い営みがこの池島にも確かにあります。



03.13.火  
土筆のころ
 卒業式の帰り道、治水緑地の土手を見ると、いつの間にか土筆がにょきにょきと顔を出しています。ひとつ、またひとつと、春の訪れを待ち望んでいたかのようです。緑地全体が枯れ草色から新緑の色へと変わろうとしています。

 うららかな春の昼を楽しみながらの帰り道です。学校では先生方が一生懸命に採点をされている所です。