02.09.金  
《政党演説》治水緑地の活用〜1年「現代社会」@
 昨日から冷たい風が収まり、過ごしやすい一日です。韓国では平昌冬季オリンピックが始まろうとしています。4年に一度の大舞台、世界のトップアスリート達が集まり、どんなドラマを繰り広げるのでしょう。

 今日は、4時間め1年6組の「現代社会」を見学しました。「政治的教養を育む教育」の5回めの今日は「政党演説としての発表の時間」です。
 10班あるうち半分の5つの班の発表を聞き、次回の授業で他の5つの班の発表を聞いて、どの政党の演説が良かったか最後に投票します。投票用紙は本物と同じものを使います。発表時間は3分半〜5分に収まるようにします。長すぎても短すぎてもいけません。

 テーマは「治水緑地の活用」です。自分の党ならどんな活用をするか。その目的と効果について説明します。そして地域住民にとってのメリット・デメリットについてきちんと説明し、そのうえでこのように活用したいことを訴えます。

 トップバッターは緊張してやりにくいかもしれませんが、パワーポイントを使って堂々と説明されていました。時間もまずまずです。続いて2班め、3班め。ツールを作って黒板に貼りながら説明したり、模造紙に書いて説明したりと、班それぞれに工夫があります。



02.09.金  
《政党演説》治水緑地の活用〜1年「現代社会」A
 書いた原稿を暗記して対象となる人の顔を見て話をするのは難しいのでしょう。政党の演説のように話そうと思うと、どの班ももう少し時間がかかりそうです。
 企画はアイデアいっぱいです。法的に可能かどうか詳しく調べ、敷地面積によって打ち上げられる玉の大きさが決まっていることを知り、治水緑地で可能な規模の花火大会を企画する案や、大雨で大量の水が入った時も景観を楽しめるようにと、大きな恐竜の滑り台を設置する案など、また、どの班もコストや維持管理等についてもきちんと調べている所など、聴いて感心しました。

 今日の最後の班は、春夏秋冬、季節に応じた活用を提案しました。地域の人々の憩いの場にと、春は花見、夏は花火、秋は仮装、冬はイルミネーション、と季節に合ったイベントをするとの公約を掲げていました。そして最後に一句…が面白かったです。
「パンプキン 飾り付けより 食べたいな」
 時間の終わりに担当のN先生がまとめられていました。後半の班も楽しみです。



02.09.金  
ひこうき雲
 夜の帳が下りる頃、正門を出ると西の地平に向かって真っ直ぐに伸びるひこうき雲が目に入りました。1本、よく見ると、その奥にもう1本、2本。ここは西方へと向かうジェット機の通り道のようです。町の灯りか夕べの名残か、細やかな光を反射してかすかに浮き出て見えます。

 今日のひこうき雲は、できたと思えばすぐに消えるような儚いものではありません。船を繋ぎ止める太いロープのように分厚く横たわっています。こんな時は天気は下り坂、明日は雲が広がりそうです。
 
 明日は2年生は外部模試、1年生は7時間勉強会、生徒たちの頑張りに期待しています。