02.16.金  
Speech Contest 〜1年「コミュニケーション英語T」@
 春の到来を思わせるような朝になりました。生徒たちはいつものように元気に登校してきました。今日はどんな1日になるのでしょう。

 1時間めに1年7組の「コミュニケーション英語T」の授業を見学しました。今日は教科書に載っている有名なマララのスピーチの一部を、全員がマララの気持ちになってスピーチする時間です。8つの班に分かれて1班ずつ前に出て、皆の前でスピーチをします。ただ覚えた英文を暗誦するのではなく、マララがどんな思いで何を聴衆に覚えてほしかったのかを想像し、自分ならどう伝えるかを考えて、それが伝わるように話します。

 評価者はT-NETのジャスティン先生(Mr.Hankins)です。



02.16.金  
Speech Contest 〜1年「コミュニケーション英語T」A
 聴く側になった時も、審査員として採点します。観点は「発音・流暢さ」「声の大きさ」「暗記」「ジェスチャー・構成」の4項目です。1班から順にはじまりました。



02.16.金  
Speech Contest 〜1年「コミュニケーション英語T」B
 2013年7月12日、当時17歳だったマララユスフザイさんは、ニューヨークで国連演説スピーチを行いました。パキスタン人でスンニ派の彼女は、ターリバーンによる女子校の破壊活動を批判、女性への教育や平和を訴える活動を行っていました。15歳の時に頭を銃で射抜かれましたが、奇跡的に回復し今回の演説になったのです。

 彼女が発した言葉の一つひとつを、彼女の思いになって伝えることができるかが、今回のスピーチテストの目標とする到達点です。

 生徒たちは、少し恥ずかしそうですが前を向いて大きな声でスピーチしていました。



02.16.金  
Speech Contest 〜1年「コミュニケーション英語T」C
 一班終わるごとに自然と拍手がわきあがります。温かい穏やかなクラスの和を感じました。みんな優しい表情をして仲間のスピーチを聴いていました。
 ジャスティン先生もにこやかに、でも、評価者としてきちんとチェックしてられています。生徒達も採点しています。さて、どの班が優勝するのでしょう。



02.16.金  
Speech Contest 〜1年「コミュニケーション英語T」D
 7班の5人が登場しました。みんなしっかりとスピーチしています。そして最後に8班が登場しました。
 8班の4人の中ではNくんがリーダーのようです。身振り手振りの大きなジェスチャーで皆を笑顔にしていました。

 すべての生徒のスピーチが終わり、ジャスティン先生の講評と成績の発表がありました。講評の中では、前を向いて声をしっかり出せていた人が多くてよかったですが、同じ単語の発音を間違えている人も結構いて、もう少し正しく発音してはっきりと話すように頑張ってくださいという言葉がありました。
 ジャスティン先生の採点の結果、優勝は最初に登場した1班、2位が7班、3位が2班でした。

 みんな一生懸命覚えようと頑張っている姿勢が伝わり、見ていて気持ちよかったです。 



02.16.金  
Speech Contest 〜1年「コミュニケーション英語T」E
 最後に担当のT先生の講評がありました。
 「8班のNくんには可能性をみました。思いを込めて話をすると、身振り手振りが自然に出てくるものです。それが本当に事前に出てくるようになるためには、マララさんの言葉を彼女の気持ちになって理解することに努め、自分の言葉として言えるようになるかどうかがポイントです。人の思いに触れながら言葉を聴き、自分の言葉にして今度は自分の思いを言えるようになりましょう。」

 当事者の思いにどれだけなれるか…、T先生の言葉が生徒の心に響いていました。

 そして、もう一度ジャスティン先生に続いてスピーチの練習を全員でしました。そして、「だれか自分が前に出てやってみようという人はいませんか。」とT先生。

 「朝から40分も練習してきたのに…」と発表後に明るく言っていたOくんが前に出て元気にジャスティン先生の代わりをしていました。

 ネイティブの先生と一緒にスピーキングの技能をみんなが楽しく学べる授業でした。
 



02.16.金  
さまざまな化学反応〜1年「化学基礎」@
 2時間めは化学実験室で行われた1年3組の「化学基礎」の授業を見学しました。今日は「さまざまな化学反応」として4つの実験をします。担当はN先生です。

 反応に使う金属は、鉄、銅、マグネシウムです。N先生の抜群のガイドを見聞きしながら生徒たちがチャレンジしていきます。



02.16.金  
さまざまな化学反応〜1年「化学基礎」A
 化学実験は、自分で結果を予測しながら進めることが大切です。学習したことを礎に、たとえば銅線を入れた試験管に硝酸銀水溶液を注入したらどうなるか。鉄くぎに変えたらどうなるか。どんな変化がみられるか。なぜそうなるのか。自分で考え予測します。

 そして実際にやってみて変化の様子をよく観察します。どちらも銀が付着して銅の方は溶液が青緑色にうっすらと変色しています。なぜそうなるのか、自分で化学式を書いて考えます。 



02.16.金  
さまざまな化学反応〜1年「化学基礎」B
 いろいろな実験がテンポよく進められていきます。Y先生が巡回されて生徒を助けます。化学実験は作業を誤れば事故にもつながりかねないので、十分に気をつける必要があります。

 塩酸に小さくカットしたマグネシウムリボンを入れると、直ちに泡がいっぱい出てきて気体が発生しているのが分かります。この気体は何か。予想ができるから、確かめる方法も決まります。反応中の試験管の口に人つけたライターを近づけると、ポン!と爆鳴が響きました。



02.16.金  
さまざまな化学反応〜1年「化学基礎」C
 N先生はここで終わりません。そこがN先生の授業の魅力です。

 「水素の威力はこんなもんじゃないですよ。とても危険な気体です。」と前の実験台で発生させた水素を液体洗剤を入れたビーカーの中に通すと、シャボン玉が次々とできます。そして、そのシャボン玉に耳をふさぎながらそっと火を近づけると…。

 「バーーーーン!」とものすごい爆鳴が轟きました。

 生徒達は一様に驚き、興奮気味に水素の危険さを実感していました。1時間の授業の中で、いろいろな実験が次々行われた充実した授業でした。