02.15.木  
3年生登校日
 今日は久しぶりに3年生が登校してきました。自転車に乗って3年生が1、2年生と一緒に次々と正門をくぐっていきます。久しぶりの登校で3年生も今まで以上ににこやかな表情で挨拶も元気にしてくれました。学校が賑やかになるのは嬉しいことです。

 1時間め体育館に集まりました。学年集会の時とは違う卒業式の座席順に整列しています。卒業式を間近に、3年生の生徒一人ひとりどんな思いでいるのでしょう。卒業式委員で歌担当の3人が前に出て、卒業式で歌う歌の練習が始まりました。

 校歌のメロディが体育館に響き渡っています。

 歌の練習が終わり、PTA副会長の宮田さんから同窓会の案内がありました。来年度の同窓会総会は7月1日(日)に予定しています。卒業して10年、20年…と齢を重ねての再会はとても嬉しいものです。また、卒業してから先輩や後輩と新たにつながり、世代を超えて同じ学び舎で学んだ「仲間」を持つことができて、自分の生き様が広がる場にもなり得ることを知ってほしいと思います。



02.15.木  
自分の良いところをいっぱい書こう
 木曜日の5時間めは「総合的な学習の時間」です。1年生は、自分の1年間の活動記録を言葉にする学びの取組みです。「クラス役員をしましたか。それはどんな委員ですか。」「部活動をしましたか。どんな活動をしましたか。」「どんな資格を取りましたか。特技は何ですか。」「趣味は何ですか。できるだけ具体的に書いてください。」「体育祭・文化祭やその他の行事で頑張ったことを具体的に書いてください。」といった質問に答えていきます。
 そして「あなたの行動や性格の特徴は? 良いところをたくさん書きましょう。」と質問があり、200字ほどかけるようにスペースを取ってありました。みんな一生懸命書いています。でもなかなか書けない人もいるようです。そこで、先生がこう言います。
「自分の短所ばかり見つかって、良いところがなかなか見つからない人は、短所だと思うところを、長所を言い表す言葉に置き換えてごらん。そうしたら良いところが見つかるよ。」
 「例えば、自分の性格を『なかなか決断できない』と思っている人は、『慎重に物事を考えることができる』というように言葉を置き換えてみます。すると、これまで短所だと思っていた自分の特徴が、実は良いところだと気づくかもしれません。そうすると、もっと自分が好きになるでしょう。自分自身が感じている他者との違いは、実は短所ではなく良いところであることがほとんどです。だから違いを大切にして、互いの個性を認め合う感性が重要であると考えています。」

 驕ることなく、「自分には良いところがいっぱいあるもんだなぁ」と素直に感じることができればいいなと思います。

 2年生は、出版社の詳細なテキストを利用して1年生の取組みを深化させていました。
 大学等の入試や就職試験できちんとした文章で自己PR文を書いたり、面接で上手に話したりできるようになるのを目標に、テキストに書き込みながらステップアップして目標に到達できるよう取り組んでいました。
 
 ところが、この授業の本当の目的は、面接で上手に話すことができるスキルを身につけることではなく(それは付随していることで)、「自分の良いところ」に気づかせることです。決して驕りや自惚れが出てはいけませんが、自己肯定感の強い人はPR文を書いても面接でも上手な言葉で表現できるように思います。
 まずは「良いところ」をたくさん見つけて言葉で表すことから始めると、いつもよりもっと楽しい気持ちになれるかもしれません。
 
 6時間めは全校集会。1、2年生が体育館に集まり、学年末に向けて気を引き締めて頑張ろうと先生の激励の言葉がありました。考査1週間前、部活動もしばし休んで勉強に集中です。