広島県立祇園北高等学校に行ってきました
今日は国語科のF先生、理科のY先生の3人で広島県立祇園北高等学校へ勉強しに行ってきました。祇園北高校は広島の市街地を流れる太田川がつくる三角州の西端の山裾に建つ創立35年の比較的新しい普通科専門コースを持つ高校で、1年次から理数コースを設置しています。
当校は、「深い学び」をめざした授業改善に係る取組みを精力的に進めている学校で知られています。当校では「深い学び」=「各単元の本質と実生活や社会が結びつくという見通しを持った学び」と定義づけ、「単元の本質」に至る「発問」を引き出し、そこから逆算した授業設計を全教員で取り組んでいます。
訪問の目的は「ICEモデル」と呼ばれる授業づくりを中心に据えた学校改革を、僅か2年で成し遂げられたその秘訣を知るためです。みどり清朋高校は普通科総合選択制から専門コース制に改編して3年めを迎えます。4月に入学する生徒は新しい大学入試制度で受験する初めての学年でもあり、「主体的・対話的で深い学び」をどのように授業やあらゆる教育活動に取り込んでいくかがとても重要なテーマになっています。
授業の初めに「単元の本質」を問う「発問」をすることで、生徒が画期的に前のめりになって授業に向かうように変化したという祇園北高校は魅力いっぱいです。本校も進化し続ける学校に、「みどりの授業はすごい!」と言われる学校になれると思い、訪問しました。