ゲルマン人の大移動とローマの分裂〜2年「世界史A」
1日よく晴れましたが、風は冷たく校舎の北側や中庭など陽が射しにくい所に雪が残ったままです。明朝も大阪はマイナス1℃と冷え込みそうですが、日中は気温が上がり春一番が吹くかもしれないという予報になっています。寒暖の差が激しくなりそうなので、体調を崩さないよう気をつけてほしいと願っています。
今日は6時間めに2年1組「世界史A」の授業を見学しました。担当はH先生、教室はゆったりと広い社会科教室です。世界史Aは本校では2年次で全員履修して学んでいます。2単位なので量的には多くありませんが、H先生の授業はとても詳しく、また、授業プリントも丁寧で内容の濃いものになっています。生徒たちは先生の説明をよく聞いて、きれいにまとめながらノートに記録していきます。驚いたのは生徒のノートの美しさです。見開きの左側に配付されたプリントを貼り、右側に授業で学習した内容を記録するように定められていて、どの生徒のノートを見てもとてもきれいに作られていました。
今日の内容は、ストア派哲学と当時の自然科学、そして、ゲルマン人の大移動とローマの分裂。栄華を極めたローマの中からなぜストア派哲学が起こり広く受け入られるようになったか、そのヒントが話のあちこちに散りばめれていました。
また、東アジアで勢力を拡大していたフン人の西方への進撃によって、ゲルマン人の大移動が始まったとされること等、一つの史実について、その経緯や周囲との関わりや背景についても分かりやすく説明されていました。