02.06.火  
直説法と仮定法〜1年「英語表現」@
 日本列島全体が冷蔵庫の中に入っているようです。日本海側の各地で記録的な大雪に見舞われており、交通網の寸断や断水などが長引き被害も深刻になってきました。治水緑地の池もまた氷が張っています。

 1時間めに1年生3、4組「英語表現」の授業を見学しました。英語表現は2クラスを3展開して同時に3教室で行っています。見学したのはS先生の授業。電子黒板をとても上手く効果的に使い、授業のテンポと歯切れがとてもいいのが特長です。

 はじめに「Lesson12 Bluid-up1」のプリントが配られました。授業で学んだ内容を繰り返し復習できるように、両面が全く同じ内容になっています。

 配られるとすぐに前回の復習が始まりました。「もし〜なら」の表現(直説法と仮定法)です。「仮定法かどうかは『would, could, might』があるかないかで判断。『if』ではありませんよ。」
 If it rains tomorrow, I will stay home.
直説法では「時、条件を表す副詞節の中では未来のことも現在形」に注意します。
 



02.06.火  
仮定法過去〜1年「英語表現」A
 「would,could,might」が出てきたら仮定法。それは只今妄想中のサイン。
見た目は過去形、訳は現在。公式は「If+S'+過去形, S+would+原形」。
「If、S、過去形。S、would、原形」とアップテンポで繰り返し声を出して覚えます。
スクリーンに映し出される言葉や囲みのタイミングもばっちりです。
 If I were free, I could go with you.
「If節のbe動詞はwereになる」ところに注意です。
 
 S先生の授業は生徒の座り方も工夫があります。初めはスクリーンを正面に見るように机の向きを斜めにしているのかなぁと思っていましたが、授業の様子を見ていると先生が質問して答える生徒の顔が他の生徒から見えるようになっているのがわかります。自ずと互いに高め合い、授業に積極的になっているように感じました。



02.06.火  
仮定法過去完了〜1年「英語表現」B
 「would,could,might」のあとに「have+過去分詞」がついてたら仮定法過去完了。
過去の妄想を表す。見た目過去完了、訳は過去。
公式は「If+S'+had+過去分詞、S+would+have+過去分詞」。wouldとhaveは繋げて読む。視覚と聴覚からしっかりとインプットします。
 If I had been free, I could have gone with you.
過去の実現しなかったことへの思いを表していることがわかります。

 英文を見ずに正しい英文を暗誦する練習が繰り返されます。そして練習問題を解いていきます。あとで外して和訳できるようにと日本語訳を付箋に書いて貼り付ける人など、生徒たちはそれぞれ工夫して自分のノートを作っていました。とても熱心に学んでいる生徒がたくさんいます。