人権教育連絡協議会(大阪大会)
平成29年度近畿地区高等学校校長協会の人権教育連絡協議会(大阪大会)があり、出席してきました。年に一度近畿地方の2府4県が集まって人権教育に係る研修や実践発表・研究協議を行い、各校の人権教育の推進に生かしていきます。会場(主催)は輪番で大阪府も6年に一度当たり、今年は大阪で行われました。
午前の部の講演では、関西外国語大学教授で人権教育思想研究所長の明石一朗先生のに、「人権・同和問題の解決をめざして〜好感・共感・親近感が人権力を育む〜」という表題で、長年小学校等で教育現場に携われご経験された様々なエピソードを織り交ぜながら、人権教育の原点に立って、「どうすれば差別はなくなるか」について、端的で分かりやすい言葉でご教示いただきました。
「人権とは『幸せを追求する営み』であり、幸せとは『無病息災(健康)』『商売繁盛(豊かさ)』『家内安全(安心安全)』であること」だとおっしゃられました。生徒一人ひとりが、安心安全な環境が保障され、夢や希望と自信を持って伸び伸びと生きていくことができるように、学校に勤めるひとりとして、今一度何をすべきか向き合っていきたいと思いました。貴重なお話をありがとうございました。