12.17.日  
12月17日は本校の創立記念日
 昨夜は強い西風が吹きました。今朝も風は残っていますが空はからりと気持ちの良い日曜日の午前を迎えています。
 今日12月17日は本校の創立記念日です。これは本校設置が正式に決定した日に当たります。

 本校の設置に向けた動きは平成18年11月6日に始まります。大阪府議会において「大阪府立池島高等学校ならびに大阪府立清友高等学校が『府立高等学校特色づくり・再編整備計画平成18年(第4年次)実施対象校』となる。」ことが決定しました。少子高齢化が進む中、現在も再編整備が進められていますが、当時伝統ある2校の再編整備の知らせは在籍生徒や教職員、卒業生や地域の多くの関係者にとって衝撃的であったことでしょう。  
 1週間後の平成18年11月13日に「東大阪・八尾地域新高校整備推進プロジェクトチーム」が設置され、新校設置へ向けての準備が始まりました。両校の思いをしっかりと受け継ぎながら、これからの府民のニーズに応える学校づくりの計画が精力的に進められていったと聞いています。
 平成19年12月17日の大阪府議会で「平成19年大阪府条例第94号『大阪府高等学校条例の一部を改正する条例』」で可決され、新校の名称が「大阪府立みどり清朋高等学校」に決定しました。この日を本校の「創立記念日」としています。
 そして、平成20年1月1日に大阪府立みどり清朋高等学校設置、同年4月1日に大阪府立みどり清朋高等学校が開校し1期生が入学し、今年度創立十周年を迎えています。

 朝から先月に発行した「みどりの風を感じて(創立十周年記念誌)」をもう一度読んでいます。今日は本校が歩んできた道を振り返る日にしたいと思っています。そこにはたくさんの生徒の姿が途切れることなく延々と連なっています。この道を歩んできた人たちの思いを受けとめ、この道を歩んでいる目の前の生徒一人ひとりとしっかり向き合い続けていこうと思っているところです。

 昨日の説明会でたくさんの中学3年生が来てくれました。私の説明の節々で笑顔で頷いてくれた生徒さん、最新のPCが並んでいる部屋や食堂のメニュー表を見て興奮気味に喜んでくれた生徒さん、図書室でたくさんの新しい本と一緒に飾られたクリスマスツリーと風船のサンタさんを見て優しく微笑んだ生徒さんの表情が浮かんできます。来年の1年生が楽しみになってきました。