11.30.木  
9期生修学旅行結団式
 2時間めの生物基礎の試験が終わりました。2年生は今学期全ての考査が終わり、3時間めは修学旅行参加生徒と14人の先生が体育館に集まり、「結団式」を行いました。明後日いよいよ八重山への旅が始まります。
 はじめに「手つかずの美しい自然を満喫し大いに楽しみながら、この地で生活する人の息づかいや想いを沖縄が歩んできた歴史とともに感じ取ってほしいこと、また、旅行から帰ってからも仲間づくりをして9期生全員がつながり、『みどりでよかった』と思える学年にしてほしいこと」を伝えました。
 次に添乗員の旅行業者の3名の方の紹介がありました。看護士、写真屋さんも同行します。また、現地で2名の女性添乗員の方と合流し、安全で安心して旅行ができるように5名の添乗員さんに付き添ってもらいます。

 全体で集まった後は、A、B、Cの3つグループに分かれて体育館の隅に移動し、それぞれ付き添う先生から諸注意がありました。
 明日は3時間めまで授業で、4時間めに各クラスで最終の確認をするので、全員栞を持ってくるようにと連絡がありました。

 結団式が終わった頃、雲間から光がふわりと射してきました。てるてる坊主さんのおかげでしょうか。旅行先の天気も良くなる事を暗示していると思ってもいいでしょうか。良い天気に恵まれ最高の度になることを願っています。出発まで体調管理に十分気をつけてほしいと思います。



11.30.木  
「ドイツ国際平和村」の活動〜3年人権学習
 3年生は午後から人権学習を行いました。今回は「ドイツ国際平和村」の活動を通じて今世界で起きている現状を知り、いのちの尊厳について考え、戦争と平和について考えることです。
 題材は2015年8月15日に放映されたMBS「世界ウルルン滞在記」。DVD「戦場で傷ついた子どもたち〜ドイツ国際平和村の10年〜」を見て、スクリーンに映る子どもたちの心に思いを馳せ、当事者の気持ちになって何を大切にすべきか、どんな人間の社会を作るべきかを考えます。
 世界中の子どもたちが幸せに、少なくとも人間らしく生きることができる日が来るには、何をすればよいのでしょう。争いのない戦争のない人間の社会をつくることは不可能なのでしょうか。それが人間の力の限界なのでしょうか。アンゴラで産まれ育ち、そして深く傷つき、国を離れて暮らす子どもたちの瞳の奥にどんな世界が映っているのでしょう。

 子どもの生きる権利が脅かされているのは、遠い海の向こうだけではありません。「子どもの貧困」の問題は日本でも年々深刻になっています。原因が戦争ではないにせよ、この国でたくさんの子どもたちが傷つき、人間らしく生きる権利が脅かされている現実とどう向き合うか、自分に何ができるかを考えることは、卒業して社会に出ていく前にすべき大切なことの一つに違いありません。

 生徒たちは今日の授業の感想をそれぞれに書きました。期待したいのは無感や無力ではなく、希望と意思が綴られていることです。



11.30.木  
「ノートの取り方講座」〜1年総合学習
 1年生は午後から2時間連続で「ノートの取り方講座〜能動的にメモをとり、学ぶことを知る」を学びました。講師はKE教育コンサルタント代表の蔵下克哉さんです。
 高校生は板書の写し書きだけではなく、先生が話している内容を常に考え、自分自身が理解できたものを書くことが大切だと述べられていました。そして、「使えるノート・見やすいノート」を作ることだと迫力ある口調で話されました。
 では、「使えるノートとは・見やすいノートとは」どんなノートなのでしょう。すぐに4人グループでの話し合いが始まりました。みんな積極的に話し合って記録していました。5分タイマーの計時が0:00になり、発表の時間になりました。

 「誰か発表したい人はいませんか。」
 体育館で1年生全員がいる中で手を挙げるのはなかなか勇気がいりそうです。
 「はい。」
 元気に1人、7組の生徒が手を挙げました。立派です。
 「では、あなたのグループ全員立ってみんなの方を向いて発表してください。」
 側にいた3人は少し意外そうでしたが、堂々と凛々しく感じました。

 「字を大きくきれいに」「色ペンを上手に使う」「たくさんメモをとる」…他のグループからも意見が出ました。中でも「未来の自分のことを考えて分からなくなりそうなことをメモっておく」という意見はとても心に残りました。

 10分間の休憩のあと、今度は実際に有効なメモを取る練習です。講師の先生が、東京五輪に関する新聞記事について口頭で5分間説明したことを上手にメモします。
 そして次はペアワークです。自分で取ったメモを見ながら1分間で相手に説明します。上手に説明できたでしょうか。最後に講師の先生が「自分自身のノートを使って、授業の再現ができ、しかもわかりやすく第三者に説明ができれば更に理解度が深まる。普段の授業で能動的にノートを取ることが大事です」とまとめられていました。

 生徒は皆、よくメモをとっていました。中には白い紙が字でいっぱいになるまで書いた人や、瞬時にいろいろな色のペンを持ちかえて、まことに分かりやすく見やすいメモを取っていた人もいました。この2時間でノートの取り方が進化した生徒が一人でも二人でも多くいればいいなと思いました。ご多用のところありがとうございました。



11.30.木  
三の酉
 今日は「三の酉」。11月3回めの「酉」の日を昔から「三の酉」と言い、「『三の酉』がある年は火事が多い」などと言われていたようです。根拠は様々あるようですが、この頃から火を起こして暖を取ることが多くなるからでしょうか。
 11月も終わりを迎え、修学旅行から帰った翌日の6日からは真冬並みの寒さがやってくる予報になっています。週明けから1、3年生は期末考査、風邪など引かぬよう気をつけてください。