白い月と青い空と燃えたつ山
時計塔のすぐ横、真っ青な空の中にぽつんと白く上弦の月がいます。あと数時間もすれば空高く輝くことでしょう。繰り返しになりますが、本当に今日の空は青青としています。空ばかり見ていると沖縄にいるようです。
生駒山の方では紅葉がちょうど見頃のようです。色とりどりの細やかなちぎり絵のようで、午後の光に映えて綺麗です。やはりここは大阪でした。
山の稜線から手前にのびる尾根がつくる形を見ると、二等辺三角形が幾重にも重なって並んでいるのが分かり、この場所に活断層があることがよくわかります。「生駒断層」と呼ばれる南北に連なる逆断層で、数千年から1万年位に1回のペースで断層を境に奈良側が1〜2mほど高くなる運動を繰り返してきたそうです。生駒断層は当分は動かないだろうと言われていますが、日本にはこのような活断層や断層によってできた地形がたくさんあります。
それにしても暖かく穏やかな午後です。