11.20.月  
トイレ改修工事始まっています
 今日は18日(土)の代休日です。空一面が高層雲に覆われているせいか、風がいつもより低く吹いているように感じます。寒々しい朝になりました。

 先週から北館西側のトイレの改修工事が行われています。1階から4階まで縦に真っ直ぐ連なる4か所全部を改修する工事です。学校のトイレは洋式便器が少なく今の生活様式に合わなくなっていること、本校の校舎のように40年以上も前に建てられたままの学校ではトイレ全体が古くなっていること等の理由により、大阪府が今年度より3か年計画で府立学校のトイレの改修(縦の一列)をすることになりました。
 本校はその初年度後期に改修することが決まり、先週からその工事が始まったということです。

 改修工事は来年2月末までかかる予定です。大きな音が出る工事は授業のない休日になるべくしてもらうようにお願いしていますが、入学者選抜の前には完成する必要があるので、授業中もとても気遣っていただきながら工事を進めてもらっています。
 日曜日の昨日も工事の音が鳴り響いていました。今年度前期の改修が終わった学校では、とても気持ちよく使えるようになったと多くの生徒に好評だと聞いています。工事期間中は不便な思いをさせて申し訳ありませんが、美しく使いやすくなったトイレを早く見たいものです。3年生の卒業式に間に合うようにと願っています。



11.20.月  
地域で育つ子どもの居場所づくり
 報告が遅くなりましたが、18日(土)の学校説明会が終わってから、八尾プリズムホールで行われた「ヒューマンフェスタ2017〜地域で育つ子どもの居場所づくり」に参加してきました。
 西成区釜ヶ崎で40年に渡り孤立しやすい子どもたちが安心して遊び学び育つ生活の場としての居場所「こどもの里」を運営してこられた「NPO法人こどもの里」代表の荘保共子さんをメインスピーカーに、八尾市で支援活動をされている方々とシンポジウム形式で、「子どもの居場所」について意見交換をしながら「何をすべきか」を考える会です。

 学校は生徒にとって安心できる居場所に真になり得るのでしょうか。
 「地域では学校では決して見せない顔を見せる。」という言葉にうなづかされます。また、「子どもが安心できる…とは」の問いかけに、「『そこにいる大人が子どもを認めている。自分のことを何でも知ってくれている。』ということではないか。」の言葉がありました。常に子どもの生活を丸ごと受け入れてこられた方の言葉に、強い共感を越えた重さを感じました。私たち教員の言う「とことん生徒と関わる」は、ほんの入り口なのかもしれません。

 ただ、生徒が在籍する僅か3年間でも、高校でもできることはたくさんあると思っています。一昨日の会に参加して、八尾市で今年「八尾市子どもの居場所づくり連絡会議」が発足したことを知りました。本校ももっと地域とつながり、子どものセイフティネットワークの1つになって地域の方々に少しでも安心してもらえる「居場所」になるよう努めたいと思いました。 この会に参加し改めて考える機会をいただき感謝しています。