第37回近畿高等学校総合文化祭大阪大会書道部門
今日は午前中休暇を取って、天王寺の大阪市立美術館へ行ってきました。11月14日から19日まで第37回近畿高等学校総合文化祭大阪大会の美術・工芸部門及び書道部門が開催されており、近畿の高校生の秀作が展示されています。
お目当ては、書道部門で出展されている本校2年生の砂川陽南さんの作品です。作品は「王鐸書」。明清の書家王鐸の行書・草書交じりの書です。流れるような連綿のリズミカルな筆運びが感じられのびのびとした作品です。また、点画のの一つひとつが丁寧で字形の乱れがなく、書に向き合う真摯さと誠実さを感じました。素人の私には長条幅はとても難しいと思いますが、こんなに立派に書けるとは敬服するばかりです。
会場は、美術・工芸部門の一緒に多くの作品が展示されていました。どれをとっても素晴らしい作品ばかりで高校生のレベルの高さを改めて実感しました。
会場を後に天王寺駅へ歩き始めた道は、銀杏の葉があちらこちらに落ちていました。銀杏の落葉も始まったようです。冬はもうすぐそこまで来ています。