1年「数学β」〜解の公式を導く〜
よく晴れた冷んやりとした朝になりました。夜の間にかなり気温が下がったのか、生駒の峰の麓にかかる朝靄が山の端まで広がっています。
今日は2時間めと3時間めに授業見学をしました。
2時間めは、H先生の1年「数学β」発展コースです。1年生の数学は5単位のうち2単位を習熟度別少人数制に展開して授業をしています。このクラスは14人が学んでいました。
今日のテーマは「2次方程式」。問題を解きながら、まず基礎基本の確認を行います。H先生は、生徒が間違う箇所を知り尽くされているのがよくわかります。方程式の解を導く過程で、どこで何に注意にすればよいか、分かりやすい言葉と記憶に残る絶妙の間合いで生徒に考えさせるように問いかけながら指摘してくれます。
また、一人ひとり表情を見ながら、理解の様子をチェックできるのも少人数制の強みです。
次に、axx+bx+c=0 の2次方程式から、中学3年生の時に暗記した「解の公式」を導き出します。分数、ルート、正負の符号など計算時にミスをしやすい所がいくつかあります。発展コースといえども基礎を完璧に押さえてミスをゼロにすることが大切。とても丁寧に教えてもらっていました。問題演習では皆すらすらと解いていました。