他校への授業見学
今朝は代休日を利用して、大阪教育大学附属高等学校天王寺校舎に授業見学に行きました。主催は本校授業力向上委員会です。初任者2名の先生を含め、6名の先生が参加しました。2限古典、3限数学、4限世界史です。そして5限に研究協議を行う予定です。
どの授業も生徒が主体となり、「能動的で深い学び」を探究するもので、本校での授業実践のヒントになることがありそうです。
私は、2限の古典だけ見学しました。題材は伊勢物語の「芥川」。品詞分解と読みは前の時間に生徒達で自学自習したようです。今日は班ごとに読みの発表です。6人ずつ7班に分かれて、5分間でどこを工夫して読むか相談し、役割分担も決めておきます。各班に渡された携帯用ホワイトボードに工夫した点を書いてiPhoneで写真を撮り、 Air drop で先生に送ります。
5分後1班から読みの発表です。どんな創意工夫があるのでしょう。生徒たちは相互評価シートに各班の発表を10点満点で評価し、その根拠や感想を書きます。
「白玉か 何ぞと人の 問ひし時 露と答へて 消えなましものを」
男の無念さはいかほどだったのでしょう。その心情をどう伝えるかが工夫の仕所です。50分間で全員が前に出て発表できる見本を見せてもらいました。ありがとうございます。