3年福祉実習
4時間めは、K先生の「福祉実習」を見学しました。今日は手話の学習です。まずは電子黒板に指文字の五十音を映し出して復習です。濁音は指文字を右にスライド、半濁音は上にスライドなども確認し、どんな言葉も指文字で伝えられるようになるのが第一段階の目標です。生徒はわずか6人、和気藹々と楽しく学んでいます。
次の目標は、手話で1分間の自己紹介をすることです。そのためにいろいろな手話を学びます。「はじめまして。私の名前は○○○○です。みどり清朋高校3年○組です。よろしくお願いします。…」みんなほぼほぼ覚えていました。続いて「おはよう」などの挨拶や、「祖父」「娘」など家族の紹介に必要な単語を学びます。先生が教え、生徒が真似をします。わいわいと生徒も先生もとても楽しそうです。
さらに、数字の手話の学習です。「8」の指使いが難しそうです。私もやってみましたが、小指を曲げると薬指も曲がってしまい、なかなか思うようにできません。「80、800、8,000」と1万まではできるように、と先生が伝えられていました。
まだまだ、どんどん新しい手話を覚えていきます。「数字アラカルト」では、「私は6時半に家に帰ります。」のように数字を含んだ文が表せられるように教えてもらいました。
授業の終わりに曜日の表し方を学びました。とにかく生徒も先生も楽しそうです。聴覚に障がいのある人にとって手話はかけがえのない言語です。この授業を受けている6人だけでなく、生徒や私たち教職員も全員使えるようになりたいと思います。
K先生の溢れるような笑顔がとても印象的な授業でした。