09.23.土  
彼岸花
 秋分の日です。太陽は真東から昇り真西に沈みます。これからクリスマスの頃まで昼が短くなり、やがて冬がやってきます。北海道大雪山では、例年より早く美しい紅葉が見頃を迎えているというニュースを見ました。

 もう少し晴れるかと思っていましたが、朝から高層雲に覆われて日差しはありません。気温も厚さを感じるほどではなく、部活動もしっかり練習できそうです。

 ところで、毎年この頃になると必ず彼岸花が咲きます。真っ赤な花弁や雄しべは毒々しさを感じるほどです。実際に茎には強い毒があり、そのため、モグラやネズミ等の動物から田畑の作物を守るために畦道などに植えられてきたそうです。まるで暦を見ているように猛暑や冷夏に関係なく、お彼岸になると必ず咲くので不思議に思います。
 左の写真は、21日のお昼、府庁からの出張の帰り道、東花園の駅を出てすぐの道の脇に咲いているのを見つけて撮ったものです。青空と白い雲と一緒に撮りたかったので、しゃがみこんでいたので、通行人の方に少し笑われてしまいました。でも、きれいなので満足です。

 本校の中庭にも彼岸花が咲いています。季節の移り変わりを感じてほしいと、技能員の方の温かい思いが伝わってきます。さて、朝から頑張っている運動部を見に行ってきます。



09.23.土  
サッカー部は練習試合
 グラウンドではサッカー部が敬愛高校と練習試合を始めるところでした。30分ハーフで涼しいので給水も必要なさそうです。Y先生の笛でキックオフ。赤色のユニホームが本校です。今日は勝敗より、連携、ポジショニング、スペースへのパス出しと走り込み、ドリブルからシュートで終わる攻撃、パスコースを切るマーク、前を向かせないプレッシャーなど日頃の練習の成果が試合で発揮できるかどうかチェックすることが目的のようです。顧問のH先生の熱く温かい声が響いていました。



09.23.土  
女子硬式テニス部、バレーボール部、女子バスケットボール部
 テニスコートでは女子硬式テニス部がダブルスの紅白戦をしていました。顧問のK先生も入って一緒にいい汗をかいています。

 体育館フロアでは、バレーボール部と女子バスケットボール部がそれぞれ顧問の先生の指導のもと、熱心に練習中です。こうしていろいろなクラブを見ると、人間の持つ身体能力の高さを改めて感じます。サッカーもテニスも、バレーもバスケットも、ボールの位置と速さを軌跡を一瞬のタイミングで把握し、数センチのずれもなく思うとおりにミートすることはすごいなぁと素直に思います。

 しかし、どの動きも練習しないとできないことばかりに感じます。部活動で培った能力は簡単には真似できません。自信を持ってさらに高みをめざしてください。
 
 



09.23.土  
第二体育館では卓球部
 1階の第二体育館では卓球部が練習中です。前にもお伝えしましたが、部員は1年生男子2人です。2人そろわないと打ち合いができないのですが、今日は一人の体調が万全ではなく少し遅れてくるとのこと。という訳で、もう一人が来るまでお相手をさせてもらいましたが、ラリーどころではなく迷惑ばかりかけてしまいました。それでも「練習になります。ありがとうございます。」と優しく微笑んでドタバタと動くおじさんを受け入れてくれたHさんの広い心に感謝です。

 20分ほどして、もう一人のKさんがやってきました。来月下旬に試合があるそうです。頑張ってください。久しぶりに運動をさせてもらってありがとうございました。



09.23.土  
日本史進学講習
 午後1時から3年生対象の日本史進学講習が行われています。午前中サッカー部を見ていたH先生が、夏休み前から行い、すでにかなりの回数になります。ゆったりとした雰囲気で進みながら、内容はかなりのハイレベルです。すでに夏休みに行われた外部模試の結果、かなりの高得点をとった生徒も出てきました。今日は10名ほどの人数ですが、皆真剣そのものです。

 そっと後ろの扉から見ていましたが、江戸時代の国学について、関係人物と流れについて細かく確認している所でした。

 「国学者」と言えば、契沖や賀茂真淵、本居宣長などの名前が浮かんできますが、「群書類従」を編纂したことで有名な塙保己一(はなわほきいち)氏の生きざまに感動したことを覚えています。視力障がいを乗り越え、学問の道を突き進んだ強い生き方は、高校生だった私が想像できるものでは決してありませんでした。只々敬服するばかりでした。

 社会が苦手で、日本史と政治経済でセンター試験(共通一次)を受験しようとしましたが、なかなか覚えることができずにとても苦労した経験があります。どうやら会ったことのない人の名前を覚えるのが極端に苦手のようです。「塙保己一」を漢字で書くことができずに、大きな字で書いたことをおぼろげに思い出しました。

 頑張っている生徒の皆さん、大変だと思いますが、必ず結果は自分にとって一番いいものになるでしょう。諦めずに最後まで頑張ってください。私も、あの時たくさん書き込み、悪戦苦闘の跡でいっぱいの教科書をまだ捨てずに大切に持っています。