09.13.水  
朝咲き残る月見草
 昨朝とは一転、秋晴れの朝になりました。出勤時、正門近くまで来たときに、クズの葉の間から1本メマツヨイグサがのきっと顔を出し、レモン色の花を咲かせています。この辺りでは結構所々に見かけます。
 メマツヨイグサは夜に咲く花です。朝になり太陽が昇るとやがてしぼんでしまいます。そのため、花の大きなオオマツヨイグサ等とともに「月見草」と呼ばれています。日中しぼむのは、繊細な雌しべや雄しべを夏の強い日差しから守るためでしょうか。受粉は夜行性の蛾をターゲットにしているとのことです。淡く可憐なイメージから、与謝野晶子や若山牧水など、歌人にもよく詠まれてきました。
 
 何気ない朝ですが、よく見ると、この辺りはあちらこちらに「きれい」があります。そんな風景の中で、生徒や私たち教職員のみんなが、「今日はどんな一日になるかなぁ」と楽しみに思えるような心で、毎朝を迎えられるようになればいいなと思っています。



09.13.水  
太陽黒点の観察
 昼休み、中庭に望遠鏡を出して太陽を投影してみました。10pほどの大きさに映し出された光球面に大きな黒点が1つはっきりと映っています。6日夜に11年ぶりに大きなフレアを起こしたものです。
 見に来た生徒や先生、通りがかった生徒を呼び止めて見てもらいました。黒いシミのように見える黒点は地球1個ほどの大きさになることや、フレアが起きるしくみについて話をしました。
 途中うっすらとガスがかかってぼやけることもありましたが、ニュースになったフレアを起こした黒点を、生徒と一緒に観ることができてよかったです。
(右の写真の左上の黒い点がその黒点です。)



09.13.水  
センター試験説明会
 放課後の午後3時40分から、大講義室でセンター試験説明会を行い、3年生59人が集まりました。進学担当のF先生、進路部長のT先生から出願に際しての説明や、受験に向けて前のめりになって頑張ること、最後まであきらめないこと、など激励の言葉がありました。
 私からも、「受験科目の日程順に勉強する習慣をつけると、当日のケアレスミスが減る」ことを伝え、激励しました。今は、結果を気にせず、焦らず、計画をしっかり立てて、その通りにただ一心に勉強する事が大切です。模試も積極的に受けて、いろんな問題と出会い、問題を解くテンポを覚え、誤答を分析することを繰り返すことが効果的です。そのうち学力は上がります。12月に入ったころから実力がぐーんとついてくるでしょう。あきらめず、くじけそうな時は友達と励まし合って頑張ってください。

 就職試験を受ける生徒もいよいよ大詰めです。今日も遅くまで面接指導を受けている生徒もいました。進路実現のため、とことん頑張る姿に感心しています。自習室も「今日から毎朝がんばります!」と力まず、でも、やる気満々のとてもいい顔で来た生徒もいました。本校には、黙々と頑張る生徒がたくさんいます。